Greetings from Tohaku Kuze 久世東伯からのご挨拶

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久世東伯からのご挨拶

仙境『伯楽乃庭』への思い

仙境『伯楽乃庭』への思い

誰の心にも理想の世界があります。ユートピアへの希求は古今東西変わらない人々の深い願いであるといえます。それは人間のDNAに組み込まれた人類共通の創造原理、あるいは人類の深層心理に埋もれた太古の記憶なのかも知れません。聖書の中に登場するパラダイス・オブ・エデン、古代ギリシャの理想国家イデアポリス、古代中国に伝わる神仙世界の桃源郷などは有名ですが、古代日本においても常世国という理想郷があったと古文書に記され、沖縄にはニライカナイ(別名をニルヤカナヤともいう)伝説が語り継がれ、また龍宮伝説などは日本各地に今も息づいています。

私はその深遠なる宇宙の玄理と21世紀の東洋の理想郷を、その麗しく朗らかな仙境として、『伯楽乃庭』を壽伯楽を通じて電子の世界に招くことにしたのです。「宇宙の深遠なる玄理」の素晴らしさを伝え、その玄理をもって人々の心の中に光の種を植えること、楽天楽土の夢の種を植えること、そしてこの惑星の大地にそれが苗となり大きな木々として育つことになれば、壽伯楽の理想も叶うという思いにあります。その雛型となるのが『伯楽乃庭』なのです。

これまで講話・講演・出版を通じてその思いを伝え、また霊性向上の実践の場として神楽伎を以てそれを伝え続け、すでに二十年余りが過ぎようとしています。しかし今最も急がれるのは、後に「白翁老」から聞いた次元変換、次元創造、次元移行の方法を知ることです。それには先ず「氣」の存在を知り、「氣」の力を手にすること、そして「水」の実相を深く認識し、「水」の意識が有する情報を感受することです。「氣」も「水」も本質において高次元との交流に欠かせない媒介ですから、心と体をクリスタルのようにクリアな状態にしておかないと高次元との交流をスムーズに図ることはできません。だからこそ自然界の精妙な「氣」を正しい呼吸を以て体内に吸収し、意識の聖化を図り、自然界の清い「水」を摂取し、体内の水液の清浄化を図ることが、私たち人間にとってとても重要なのです。

私たちはこのことを一人でも多くの人に伝え、常世への通路を開くべく、これからも活動してまいります。

久世東伯

久世 東伯

久世 東伯
太礼道神楽伎流 師家
伯楽乃庭 主宰

Profileプロフィール

卜部神道の流れを受け継ぐ神道墨占(すみうら)の審神(サニワ)の継承者である祖父に師事し、八大龍王の霊媒として生涯を送った祖母に夢見の法を受け継ぐ。1990年より京都伏見の稲荷山で縁をいただいた神仙の白翁老よりイナリフトノリの開示を受け、数々の神秘体験を通じて言霊の発露があり、言霊による御神事を行う流れになり、それを機に各地の社殿、聖地、霊地で白翁神能としての神楽祭礼を執り行う。その後2007年頃より太礼神楽の舞法の基本動作を活用した心身のリバランスメソッッドを考案した後、マニボディエクササイズ「かぐらサイズ」の普及に努め、その教室展開を行う。同時に、古代日本に隠された秘密を稲荷の霊的秘教の視点で解いた「イナリコード」の執筆と講演活動に従事する。現在、太礼範愛氣和道神楽伎流(略称:太礼神楽)の師家として、また白翁神能の舞者としての活動も行っており、和魂洋才を理念とした絵師、詩家としての活動も行っている。